【密漁?】小笠原諸島でウミガメ料理が食べれる!


ヤーマン!ごきげんよう。
スグル(@soogle01)です。

日本の珍味、何を食したことがありますか?
ぼくは〜、ヤギに蜂の子にマンボウに、、、


あと亀!ウミガメ!

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そうそう、ここ小笠原諸島ではウミガメを食べます。
東京都のルール(小笠原諸島は東京都)でアオウミガメを年間に135頭まで食用捕獲してOKで、絶滅危惧種に指定されているウミガメですが食べることが出来ます。
沖縄でもウミガメ漁はあるらしい。

小笠原では昔から食用の文化があったので、その名残でしょうねぇ。
小笠原以外でも、漁網にかかってしまったウミガメなどを食す場合もあるそう。
どうせ死んでしまったなら有り難く頂いた方が良いに決まってる。

亀煮と亀刺し


ウミガメの食べ方は大きくわけて2種類。

味付けは塩のみ(父島、母島で味付けが異なる)で、水も入れずにカメだけをそのまんま煮込んだ亀煮と、あとはお刺身があります。

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↑亀煮

アオウミガメの英名はGreen Sea Turtleなのですが〜、体脂肪が緑っぽいのでそう呼ばれてるらしいです。
亀煮も緑っぽいのはカメの油によるもの。

この亀煮、味もニオイもめちゃくちゃクセがあります。
この油にどうやらクセがあるっぽく、ずっと舌に残るようなまとわりつく感じ。
味は表現しづらいですが、とにかくクセが。笑

小笠原諸島父島では食用にするためのウミガメの解体が見学出来るのですが、そこに着ていった服がもう二度と着れなくなるくらいカメの油臭はすごいらしい。

そんなクセのある亀煮、めっちゃ苦手なひととめっちゃ好きなひとに綺麗に分かれると思います。ぼくは大好物。
カメの色んな部位が入っていて、もはや何食ってるかわからなくなってくる。笑
筋肉質の部分は鶏肉っぽいですが、あとはもうわからない。笑

 

お刺身


亀刺しは亀煮と180°違い、超絶さっぱりした感じ。

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まったくクセがなく、淡白。
味、食感ともに、マグロの赤身と馬刺の中間くらい。
「これがカメ??」ってビックリするくらいあっさり。

ぼくは刺身も大好きですが、あまりにクセが無さ過ぎるので注文するなら亀煮かな。笑

他にもお店により様々な亀料理


これはBAR クレヨンのカメ玉ショット。
カメのタマゴをそのままいただいちゃいます。

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まとめ


アオウミガメの産卵場所でもある小笠原諸島。
絶滅危惧種にも指定されているので、保護活動も積極的に進められています。

産卵時期の夜になると、ふ化したばかりの子ガメがさまよってたりします。
これが超絶カワイイ。

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保護する反面、食したりもする。
一見矛盾のようにも見えますが、小笠原の伝統・文化と共存するために設けた年間135頭までのような、様々なルールが守られているのであればいいのではないでしょうか。
産卵も間近で見れますし、夏は稚ガメ放流などの様々なイベントもあるのでぜひ小笠原諸島へお越し下さいな〜。


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