雨を感じるひともいれば、ただ濡れるだけのひともいる。
雨を感じる。
雨を天気が悪いと決めつけるのはナンセンス。
最近、よくそう思う。
天気に善し悪しは、多分ない。
ただ、そこに天気があるだけじゃないかな、と。
雨の日は、ただ雨。晴れの日は、ただ晴れ。
そこにいちいち意味をつけ、自分の気分まで沈めようとするのはちょっと不毛だと思う。
朝、雨音で起きるのが好きだ。
「お、雨か・・」しっぽりと葉を打つ雨音に耳を傾ける。ただただ。
もちろん仕事だったらちょっとめんどくさいけど、まぁこういう日もあるだろうと。
雨を感じるひともいれば、ただ濡れるだけのひともいる。
これはボブ・マーリーの名言であり、ぼくの好きな言葉のひとつ。
この考え方は、ぼくの生きる指針でもある。
自分の人生を愛して生きていきたいと思うけど、やはりまだまだぼくには楽しんでいく力が足りない。
だからこそ、この言葉が好きだ。
天気が悪いと決めつけない、雨は雨で良いところを見つけて楽しむ。
顔からゆっくり滴り落ちる雨水に集中する。
カエルは雨を喜んでいる。木々も楽しそうだ。
どうせ雨に濡れるなら感じよう。嫌な気分まで流してもらおう。